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16.10.04
NEW フロロカーボン テスト釣行

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開発段階だったNEWフロロカーボンの

テストラインができたと工場から連絡が入り、

早速その使用感を確かめるべく、テスト釣行をしてきました。

 

すでに発売中のフロロブラストやフロロバリュースターも

しなやかタイプのフロロカーボンですが、NEWフロロカーボンはどうなのか?

強度試験機では、まずまずの強度測定結果が出ているものの、

やはり使用感だけは実釣で確認してみないと、わかりません。

 

フロロカーボンは伸度が少なく、高感度であることが長所ですが、

逆に言えば糸質が硬いため、ナイロンと比べると扱いづらいとも言えます。

糸質が硬い = 巻きグセが付きやすく、

キャスト時はガイドに巻きグセが当たり、飛距離が落ちる原因にもなります。

 

特に最近の傾向である小口径ガイドは、ルアーの着水寸前でのガイドの糸抜けが悪く、

ルアーの失速が急激なため、キャストフィーリングが気持ち良くありません。

そのため伸度を抑えつつも、しなやかなフロロカーボンの開発が求められています。

テスト釣行場所は海水での使用も考慮して、河口にほど近い汽水域をセレクト。

 

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使用タックル

ライン : NEWフロロカーボン 8lb 2号 直結

ロッド : SALTY STAGE KR-X baitfinesse custum 742MLS KR ( Abu Galcia )

リール : CULCUTTA 100 RIGHT ( SHIMANO )

リールカスタムパーツ :  スプール & スタードラグ &  ハンドル & EVAスリムノブ ( AVAIL )

ルアー : POWER HEAD 2g & 4g ( COREMAN )

 

テストラインを初めてキャストしてみましたが、キャストフィーリングは悪くありません。

ベイトフィネス専用タックルでのキャストテストということもあるかもしれませんが、

巻きグセによるガイド抵抗も少ないのか、

2gジグベッドでも着水寸前からの飛距離の伸びが感じられました。

簡単なキャストテストのつもりが、釣果にも恵まれ、セイゴクラスでしたが連発。

1時間ほどのテストで、10匹以上 釣れてしまいました。

 

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小型ジグヘッドなので飲み込まれはしましたが、ラインブレイクは一度も無し。

8lbにしては、耐摩耗性能も良いんじゃないでしょうか?

また、ラインテストということで風上にキャストし、

わざとバックラッシュもさせてみましたが、ラインのキンクも少ないように見受けられます。

 

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こんなサイズばかりでしたが、タックルがライトなので、それなりに楽しめました。

今後も他の号数で、いろんな釣りでテスト・検証していきます!!