15.09.01
PEジギングエイトに、PEちから糸を付けてみた
先日、ラインテストを兼ねて伊豆半島へ出かけてきました。
生憎、大型の台風が太平洋を北上中で、天気は良かったのですが、
風・ウネリとも大きく、安全第一ということで、狙いの磯場は危険と判断し断念。
残念ながら唯一、釣りが出来そうな堤防での釣りとなりました。
地元では有名な堤防らしいのですが、さすがにあまりの強風で釣り人も数名のみ。
少し風に対して、踏ん張らないと立ってはいられない状況ですが、
堤防は沖に追い風で、キャスト自体は比較的、楽にできます。
ショアジギングとしては、若干細めの「PEジギングエイト 200m 1号」をメインラインに選択。
それに不意の大物が掛かっても大丈夫なように「PEちから糸 11m 1~7号」でシステムを組んでみました。
「PEちから糸」はバット部を数mカット( 7号から 大体 4号程度の太さに )し、
耐衝撃性に優れる「耐摩耗ショックリーダー30lb」をPRノットで接続。
ジグとリーダーは、ニットノットで万が一の大物にも対処できるセッティングにしておきます。
ジグ28gでも道糸が1号ということと、8本組PEの滑らかさと相まって、ジグが恐ろしく飛んでいきます。
軽く投げても120mほど飛距離が出ていて、20m以上の水深があると色分けから判断できました。
ただ、細めの1号を選択しているにも関わらず、強風の影響で、
糸ふけが物凄く出てしまい、ラインスラック・底を取るもの一苦労。
数分間、ジグをシャクリ続けてみましたが、魚からは無反応だったため、
着底後のシャクリをトゥィッチ気味に細かくしたところ、すぐに小型のサバがヒット。
この日のパターンなのか、その後も飽きない程度にポロポロと釣れ続けます。
「コイツらをベイトにしている青物でも、ヒットしないかなぁ」と思いながら、
キャストし続けましたが、2時間後には、サバも釣れなくなりました。
ジグのサイズを60gに上げて、青物に効果的なフォール主体のアクションも試してみましたが、この日は不発。
どうにも海が荒れ過ぎて、魚は沖に離れて底近くを回遊していた模様です。
おそらく、良型の魚はキャスティングでは届かない距離まで沖に出てしまったのかもしれません。
「PEちから糸」を付けてのキャスティングには、セッティング次第で、
釣りの幅が広がる可能性を感じつつ、昼前には納竿し、撤収しました。
風の当たる側は、このように大荒れ。
やっと暑さも和らいできましたが、秋は台風も多く、釣行に十分気をつけましょう。